2014年5月11日日曜日

砂糖の害④ 精神的不安定 空腹感感じなくなる

砂糖の害シリーズも④回目、今回で一応最終回とします。細かく各論を述べると何十回と掛かりますので(*^_^*)。

砂糖の害③でペットボトル症候群について少し触れましたが、日常的に清涼飲料・乳酸飲料、アメ、ガムなどから砂糖の過剰摂取していると血糖値の調節機能不全を起こすのです。これが低血糖の状態です。

低血糖は糖の過剰摂取により起こりますが、怖いのはかなりの精神的不安定を引き起こす事です。ジュースを飲みたい、お菓子を食べたい、と禁断症状の様になります。小さいお子さんでは機嫌が悪くなり、キーッと癇癪(かんしゃく)をおこす子も少なくありません。 この状態では、落ち着きがなく集中できず、人の話もじっくり聞けません。

最近では糖の過剰摂取は、精神的不安定だけではなく、脳の発達障害の原因にもなると研究で解明されてきた様です。



また、低血糖では空腹感を脳が感じられなくなる事も知られています。特に子どもは手作りの食事をしっかり噛んで、しっかりと味覚を養い、栄養を摂取する必要があります。おいしい食事を採りながら家族と話す事でコミュニケーション力を養います。
ところが低血糖の子では落ち着いて食事が採れません。すぐゴソゴソ動きます。お腹が空いてないのですから当たり前です。だから体重も正常には増えません。肥満になる子も多いです。

以上の理由から、食事中にジュースを飲む事は絶対控えましょう。よい事は一つもありません。またジュースを買ってくる習慣も止めましょう。
そのうちにジュースや甘いお菓子が欲しくなくなります。血糖値が安定してくるのです。


ジュース飲まないという習慣がついてしまえば、心身の健康という最高の結果が得られるのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿