2018年10月8日月曜日

口の 動き と 感覚 が凸凹(でこぼこ)な子供達

口ポカンのお子さん達にほぼ共通している特徴があります。

その特徴というのは、程度の違いこそあれ

①お口の周り柔軟性が無く  伸びない
 口ポカンのお子さんは、
 ・口唇閉鎖機能 や 咀嚼機能発達が不良である為、
 ・食事を噛む口の動きが不良で、
 ・嚥下も上手くできない事が多いです。
 ・よだれをダラダラ流したり、
 ・食べ物が口角からこぼれたりもします。

②お口(外も中も)感覚が過敏 
 口ポカンで口が動いてないお子さんは、
 ・口の感覚が赤ちゃんの敏感な状態のままです。
 ・呼吸や嚥下に問題があるケースも少なくありません。
  
元々、人間の器官の中で、脳の神経細胞の量は
手や指、口や舌 に圧倒的に多く分布していますので、口の感覚が敏感なのは当然なのですが、
生まれた赤ちゃんの過敏状態が、いつまでも続いてしまう事が問題なのです。

         
ペンフィールドのホムンクルス人形
(人間の神経分布を表す)
 
    














口をよく動かす事で、過敏な感覚も統合(抑制)されてきます。
そのためには、正しい食事姿勢 や 離乳食の進め方が重要になってくるのです。