2017年2月2日木曜日

子供(離乳後)との距離~子育て四訓から~

以前、こちらのブログでも取り上げました
【子育て四訓】です。

  (1)  乳児はしっかり   肌を離すな
(2)幼児は肌を離せ 手を離すな
(3)少年は手を離せ 目を離すな
(4)青年は目を離せ 心を離すな

今回は(2)についてお話しします。

お子様が既に離乳しており、自我が芽生えていて、
自分で歩き、周りに興味を示すまでに成長している
のにも関わらず、子供から求めてないのに常に保護者さんの方から積極的に抱っこして見えるご家庭があります。

中には3、4歳になっても抱っこして見えるご家庭があります。こうなると明らかに子供は自発的に歩かない傾向にあります。

抱っこの習慣で育てられてしまっているお子様と、
・基本的に抱っこされず自分で歩いて育っているお子様と
 では
身心両方の面で成長が違うなあと感じる事が多いのです。
飽くまで傾向ではありますが、
抱っこ癖のお子様は
1保護者がいないと不安で仕方なく、甘えが強い。
 泣くときも、周りの反応を見て甘え泣きをする。
2体のバランスや強さが明らかに弱く、転びやすい。

スキンシップは確かに大切ですが、何においても適切な程度があります。過剰では逆効果というものです。
離乳した1歳台のお子様に対しては子供が求めて来た時に膝に乗せてあげるなど すれば良いのです。
可愛いあまり、過剰に手を出し抱っこする事は、植物に過剰な肥料を与えてしまった結果、根腐れする事に似ていると感じます。
お子様が身心両面において、自立した健康な成長をされる事を望まずにはいられないのです。