2020年4月29日水曜日

しゃがめない子供達 子どもロコモについて

最近、ロコモティブシンドローム、略して ロコモ という
言葉を耳にする機会が増えてきました。

ロコモ とは運動器症候群の事で、日本整形外科学会の定義によると
≪骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、
「立つ」「歩く」といった機能(移動機能)が低下している状態のこと≫ です。

ロコモは一般的に、高齢者の骨や関節、筋肉などの運動器の衰えを指して用いられる事が多いのですが、

実は最近、”子どもロコモ” と言って、子供達の運動器症候群が増えているのです。
埼玉県の運動器検査によれば、小学生1-6年生のうち、
・片脚立ち
・しゃがみ込む
・両肩を垂直に上げる
・前屈で指を床につける

のいずれかが出来無い子が40%以上に上る結果になりました。


例えば、しゃがむ という動き、これは生後10~11か月頃、つかまり立ちをする際にできる動作なのですが、
今の小学生には、筋肉の硬さ、可動域の狭さ により、これが出来ない(又は 出来なくなった)子がいるという事です。

 

考えられる要因を挙げると

・胎児の時の運動の有無、生後の寝かせ方、抱き方 
・生後の 姿勢、運動の有無、靴の不良、手を使う運動の減少(雑巾絞り、字を書く、蛇口を捻る..)

等が考えられます。
お子さんに思い当たる節がありましたら、できることからで良いので、お子さんの発達にとって良い生活習慣を身に付けていって行きたいものです。





2020年4月27日月曜日

妊婦さん 生まれる赤ちゃんの為に出来る事

お腹の中の赤ちゃんは、
頭を下にして丸まり、
自由に身体や手、口が動かせる事が理想です。

それではお腹の赤ちゃんが正しく発育できる為に
妊婦さんの身体で大切な事はどんな事でしょうか?

1お母さんの姿勢が猫背でない事
猫背だと母体の腰椎が後方に彎曲する為、胎児は羊水が多い
時期には身体位置が安定せず、動き回りまってしまいます。

2お母さんの姿勢が反ってしまわないこと
反ってしまうと骨盤が傾斜してしまい、胎児は圧迫され身体が反ってしまうなどの苦しい体勢になりやすいです。
※イラスト:アキュア鍼灸院さんより添付


ではこの様にならない為に妊婦さんはどんな事に注意すれば良いでしょうか?

1 妊娠したからと言って、身体を動かす事を控えない事
  買い物袋を運んだり、掃除をしたり、積極的に身体を動か 
 しましょう。身体の弱さは筋肉の無さであり、羊水と胎児を包んだ子宮を支える事など到底できません。
また筋肉も硬くなると、お産で苦労します。

2サラシ(腹帯)を巻く(お腹周りの筋肉をサポート)
 サラシ(腹帯)はかつてはよく使われてました。サラシを巻くと、子宮が身体に近づいた状態で保ちやすく、母体への負担も軽減され、腰が反りにくくなります。

サラシ(腹帯)は安産祈願を受け付けている神社でも販売していますし、通販でも購入できるようです。


2020年4月18日土曜日

新型コロナウイルス撃退には緑茶を!


インドの研究者により、
緑茶のエピガロカテキンガレートの新型コロナウイルスに対する抗ウイルス効果が研究により進められており、
治療薬として効果があるとされているクロロキン等よりも
明らかに効果が高い事が判明したそうです。

https://www.researchsquare.com/article/rs-19560/v1?fbclid=IwAR0XEAe9f96Mo35ZBscdYDrgo9H_NSjS7lSU6QREqwZkd-4TFrCBhp_BvIk


お子さんは緑茶は苦く、またカフェインも多めであることから、飲みにくいかもしれませんが、今の時期だけでも毎日飲む習慣をつけるのも良いかもしれませんね。