最近多くの方が
”母乳育児が良い”
と聞かれた事が一度はお有りかと思います。
当然ながら理由は 母乳は人工ミルクに比べて利点があるからです。
人工ミルク(乳児用調整粉乳)も昨今ではとても優れており、
・母乳の弱点であるビタミンKやビタミンEも
賄われています。
・また用途に応じて
低出生体重児用,フォローアップ用,アレルギー予防用等
も販売されています。
・仮に母乳育児が困難な状況でも赤ちゃんが健康的に育つ様
に調整されているのです。
では母乳の何が良い のでしょうか?
母乳の利点をいくつか挙げてみます。
①免疫グロブリン(IgA抗体)
免疫細胞(リンパ球 マクロファージ) を含む。
〜特に初乳に多く含まれる〜
免疫は人工的には作り出せない。
②人工ミルクは牛乳由来の乳脂肪を含んでいる為、
消化力が特に弱い生後5~6か月までは母乳が良い。
③母の乳首を吸う事により、舌機能を始めとする口腔周囲筋
が発達し、その後の固形物移行の練習になる。
人工乳首ではやはり舌の動きは弱い。
④母の母性が養われ、母子の絆が高まる。
★このように、お母さんの愛情溢れた母乳で赤ちゃんが育つと、心と体の成長発育にとって最高なのです。
もちろん様々な事情により、母乳育児が困難なケースも少なくなく、優れた人工ミルクにより赤ちゃんは立派に育つ事が可能ですので、ご心配なさらないで下さい(^.^)。
0 件のコメント:
コメントを投稿