2017年3月21日火曜日

乳児にハチミツは危険!!

【乳児にハチミツは危険!!】
 乳児ボツリヌス症の危険性!

起こりうる症状:筋肉が弛緩することによる麻痺症状
   ・便秘が数日間続く
   ・全身の筋力低下  
   ・哺乳力の低下  
   ・泣き声が小さくなる  等

ー以下 内閣府 食品安全委員会の発表ですー
【1歳未満の乳児に蜂蜜を与えないでください】
~ 乳児ボツリヌス症にご注意 ~
乳児ボツリヌス症の予防のため、1歳未満の乳児に、はちみつ等、
ボツリヌス菌の芽胞に汚染される可能性のある食品を与えるのは
避けてください。
今年 2 月、都内で、はちみつが原因と推定される乳児ボツリヌス症の発生 がありました。乳児ボツリヌス症は1歳未満の乳児に特有の疾病で、ごくま れに発生がみられます。経口的に摂取されたボツリヌス菌の芽胞※が乳児の腸 管内で発芽・増殖し、その際に産生される毒素により発症します。
症状は、便秘が数日間続き、全身の筋力低下、哺乳力の低下、泣き声が小さ くなる等、筋肉が弛緩することによる麻痺症状が特徴で、重症例では、呼吸困 難になる場合があります。
ボツリヌス菌は、芽胞の状態で、広く環境中に存在しているため、食品によ っては、環境中からの移行等により汚染されている可能性があります。
1987 年(昭和 62 年)10 月、当時の厚生省が注意を呼びかける通知を出し、 その後、蜂蜜を原因とする事例は減少しました。
※ 芽胞とは
ボツリヌス菌などの特定の菌は、増殖に適さない環境下において、芽胞を形成し ます。芽胞は、加熱や乾燥に対し、高い抵抗性を持ちます。
芽胞を死滅させるには 120°C4 分以上またはこれと同等の加熱殺菌が必要です。 100°C程度では、長い時間加熱しても殺菌できません。

 

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