最近多くの方が
”母乳育児が良い”
と聞かれた事が一度はお有りかと思います。
当然ながら理由は 母乳は人工ミルクに比べて利点があるからです。
人工ミルク(乳児用調整粉乳)も昨今ではとても優れており、
・母乳の弱点であるビタミンKやビタミンEも
賄われています。
・また用途に応じて
低出生体重児用,フォローアップ用,アレルギー予防用等
も販売されています。
・仮に母乳育児が困難な状況でも赤ちゃんが健康的に育つ様
に調整されているのです。
では母乳の何が良い のでしょうか?
母乳の利点をいくつか挙げてみます。
①免疫グロブリン(IgA抗体)
免疫細胞(リンパ球 マクロファージ) を含む。
〜特に初乳に多く含まれる〜
免疫は人工的には作り出せない。
②人工ミルクは牛乳由来の乳脂肪を含んでいる為、
消化力が特に弱い生後5~6か月までは母乳が良い。
③母の乳首を吸う事により、舌機能を始めとする口腔周囲筋
が発達し、その後の固形物移行の練習になる。
人工乳首ではやはり舌の動きは弱い。
④母の母性が養われ、母子の絆が高まる。
★このように、お母さんの愛情溢れた母乳で赤ちゃんが育つと、心と体の成長発育にとって最高なのです。
もちろん様々な事情により、母乳育児が困難なケースも少なくなく、優れた人工ミルクにより赤ちゃんは立派に育つ事が可能ですので、ご心配なさらないで下さい(^.^)。
豊橋市の小児歯科・矯正歯科、村田小児歯科センターの公式ブログです。 医院からのお知らせや、お子さんのお口や身体の健康に関する豆知識などをお伝えしていきます。
2017年3月31日金曜日
2017年3月21日火曜日
乳児にハチミツは危険!!
【乳児にハチミツは危険!!】
乳児ボツリヌス症の危険性!
起こりうる症状:筋肉が弛緩することによる麻痺症状
・便秘が数日間続く
・全身の筋力低下
・哺乳力の低下
・泣き声が小さくなる 等
ー以下 内閣府 食品安全委員会の発表ですー
乳児ボツリヌス症の危険性!
起こりうる症状:筋肉が弛緩することによる麻痺症状
・便秘が数日間続く
・全身の筋力低下
・哺乳力の低下
・泣き声が小さくなる 等
ー以下 内閣府 食品安全委員会の発表ですー
【1歳未満の乳児に蜂蜜を与えないでください】
~ 乳児ボツリヌス症にご注意 ~
乳児ボツリヌス症の予防のため、1歳未満の乳児に、はちみつ等、
ボツリヌス菌の芽胞に汚染される可能性のある食品を与えるのは
避けてください。
~ 乳児ボツリヌス症にご注意 ~
乳児ボツリヌス症の予防のため、1歳未満の乳児に、はちみつ等、
ボツリヌス菌の芽胞に汚染される可能性のある食品を与えるのは
避けてください。
今年 2 月、都内で、はちみつが原因と推定される乳児ボツリヌス症の発生 がありました。乳児ボツリヌス症は1歳未満の乳児に特有の疾病で、ごくま れに発生がみられます。経口的に摂取されたボツリヌス菌の芽胞※が乳児の腸 管内で発芽・増殖し、その際に産生される毒素により発症します。
症状は、便秘が数日間続き、全身の筋力低下、哺乳力の低下、泣き声が小さ くなる等、筋肉が弛緩することによる麻痺症状が特徴で、重症例では、呼吸困 難になる場合があります。
ボツリヌス菌は、芽胞の状態で、広く環境中に存在しているため、食品によ っては、環境中からの移行等により汚染されている可能性があります。
1987 年(昭和 62 年)10 月、当時の厚生省が注意を呼びかける通知を出し、 その後、蜂蜜を原因とする事例は減少しました。
※ 芽胞とは
ボツリヌス菌などの特定の菌は、増殖に適さない環境下において、芽胞を形成し ます。芽胞は、加熱や乾燥に対し、高い抵抗性を持ちます。
芽胞を死滅させるには 120°C4 分以上またはこれと同等の加熱殺菌が必要です。 100°C程度では、長い時間加熱しても殺菌できません。
症状は、便秘が数日間続き、全身の筋力低下、哺乳力の低下、泣き声が小さ くなる等、筋肉が弛緩することによる麻痺症状が特徴で、重症例では、呼吸困 難になる場合があります。
ボツリヌス菌は、芽胞の状態で、広く環境中に存在しているため、食品によ っては、環境中からの移行等により汚染されている可能性があります。
1987 年(昭和 62 年)10 月、当時の厚生省が注意を呼びかける通知を出し、 その後、蜂蜜を原因とする事例は減少しました。
※ 芽胞とは
ボツリヌス菌などの特定の菌は、増殖に適さない環境下において、芽胞を形成し ます。芽胞は、加熱や乾燥に対し、高い抵抗性を持ちます。
芽胞を死滅させるには 120°C4 分以上またはこれと同等の加熱殺菌が必要です。 100°C程度では、長い時間加熱しても殺菌できません。
2017年3月13日月曜日
前歯を打つ子が増加!
最近、前歯を打たれるお子さんが増加しています。
特に0〜1歳代の子に多い傾向があります。
前歯を強打された場合、
もちろん程度は様々ですが、
脱臼(:歯自体がその鞘(さや)から外れる事)、
歯の神経、血管も断裂している事も少なくありません。
外傷歯の処置としては、打った重症度に依り、
・経過を観察し、定期的に診ていく
・脱臼した歯を整復 固定する
・根管治療(根っこの神経治療)
を必要に応じて行います。
歯が破折した場合 は、破折部位に応じて
・歯の修復
・根管治療
を行います。
但し、、
・0~1歳代や、永久前歯が生えたばかりでは、歯根自体が成長途中ですので、考慮すべき事も出てきます。
・また外傷歯に対しては ”様子見でいい” と言われるケースも少なくない様ですが、治療の必要があるにも関わらず、何もされないケースもあり、かなりの注意が必要です。
お子様が歯を打たれた場合は、まずはお越し下さい。
診断の上、治療の必要性を判断した上で、最善の治療を行います。
特に0〜1歳代の子に多い傾向があります。
前歯を強打された場合、
もちろん程度は様々ですが、
脱臼(:歯自体がその鞘(さや)から外れる事)、
歯の神経、血管も断裂している事も少なくありません。
外傷歯の処置としては、打った重症度に依り、
・経過を観察し、定期的に診ていく
・脱臼した歯を整復 固定する
・根管治療(根っこの神経治療)
を必要に応じて行います。
歯が破折した場合 は、破折部位に応じて
・歯の修復
・根管治療
を行います。
但し、、
・0~1歳代や、永久前歯が生えたばかりでは、歯根自体が成長途中ですので、考慮すべき事も出てきます。
・また外傷歯に対しては ”様子見でいい” と言われるケースも少なくない様ですが、治療の必要があるにも関わらず、何もされないケースもあり、かなりの注意が必要です。
お子様が歯を打たれた場合は、まずはお越し下さい。
診断の上、治療の必要性を判断した上で、最善の治療を行います。
2017年3月7日火曜日
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