2014年3月2日日曜日

野菜のおはなし

皆さん、スーパーなどで野菜を買う際、大きさ、長さが全て揃っており、また大根などはきれいに真直ぐである事を不思議に思われた方も少なくないはずです。

 実はこれ、交配種とかF1種って呼ばれる野菜で、市場野菜が工業製品の様に均一でなくてはならないという要求により作られた、言わば雑種なのです。均一に、しかも早く育つという反面、味が薄く大味になる傾向があるそうです。早く育てばそれだけ農家は販売額を上げられますが、F1種野菜の種を蒔いても、決して同じ野菜はならないのです。なので、農家は自家栽培が出来ない為、毎年種苗業者から購入しなければならなく、結局高く付く訳です。

これに対し、固定種という操作されてない単一遺伝子の野菜は、昔よく野菜屋さんで見られた量り売りをされていた時代の形が均一でない野菜です。固定種野菜は見栄えは良くないが実に味が濃厚で美味しいのです。今では固定種野菜の種を手に入れるのは限られたルートしかないそうです(でも探せばあるそうです)。

問題は、F1種野菜って健康に問題ないの?ってことです。遺伝子組み合えとは違うものの、今の研究では明確にされてないため、F1種しか殆ど手に入りません。
でももし、生まれてくる子供達の健康を害する一つの要因だったら?って考えると・・実際、現代では喘息、アトピ、鼻炎等で苦労されてる子達が昔よりずっと増えてる気がしませんか? 
やっぱり昔ながらの固定種野菜を食べたくなりますよね。少しでも、現在の食に対する危機感を持たれる方が増えていくことが、一番の解決策であるように思います。

実は本日、野口種苗研究所の野口勲さんのおはなしをお聞きして、私も初めて知りました。講演や著書も沢山お持ちなので、お時間有る方は是非一度。








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