現在、当院で ご提供している発達育成コースに関して、
この方法を学ばれ導入されている歯科医院が少ないため、分かりにくい点があると思いますので、簡単に説明したいと思います。
まず生後、健康に発育していく赤ちゃんは、
筋肉が発達の順序に沿って正しい動きをしながら骨格が正しく育ちます。 また同時に体幹ができていきます。
・深く安定した 正しい 呼吸
・奥歯ですり潰す 正しい咀嚼
・十分発育した上下の顎 を獲得してきます。
2ヶ月 |
3歳5ヶ月 |
豊橋市の小児歯科・矯正歯科、村田小児歯科センターの公式ブログです。 医院からのお知らせや、お子さんのお口や身体の健康に関する豆知識などをお伝えしていきます。
現在、当院で ご提供している発達育成コースに関して、
この方法を学ばれ導入されている歯科医院が少ないため、分かりにくい点があると思いますので、簡単に説明したいと思います。
まず生後、健康に発育していく赤ちゃんは、
筋肉が発達の順序に沿って正しい動きをしながら骨格が正しく育ちます。 また同時に体幹ができていきます。
・深く安定した 正しい 呼吸
・奥歯ですり潰す 正しい咀嚼
・十分発育した上下の顎 を獲得してきます。
2ヶ月 |
3歳5ヶ月 |
最近、 口を開ける時にアゴに何らかの症状が出る子ども達が多く見られます。
例えばこんな症状です。
口を開く瞬間
アゴが引っ掛かる
アゴがジャリっと鳴る
アゴが後退してしまう
アゴが歪んでしまう
等といった症状です。
まともに口を開ける子の方が、圧倒的に少ないのが現状です。
アゴに何らかの問題を発見した際、私から確認させて頂いてるのは以下の様な生活姿勢があるか否か です。
例えば
・もたれ掛かる姿勢(ソファー,壁,座椅子,クッション 等)
・床で 脚を崩して座ったり
・イスに座っていても 肘を着いたり 猫背姿勢 だったり
アゴの問題は
股関節 脊椎骨格 頭軸 等に影響を及ぼす 生活姿勢習慣が要因の一つなのです(どこからでも原因になってしまいます)。
この場合、改善方法として有効なのは歯科マウスピースでは決してなく、生活姿勢の改善に他なりません。
但し、良い姿勢を維持できない子もいます。以前のブログでも触れた事がありますが、その様な子は もっと深い問題を抱えているのです。
また、アゴに問題がある子は、体に根本的な問題を抱えていることも多く、その問題の結果がアゴや歯並びに来ているだけなのです。
お子様の歯並びが悪い、お子様の姿勢が悪い などとお感じの方は是非一度当院を御受診下さい。成長期であればリカバリーできる方法も増えてきます。
※今回のブログの内容は 私の師匠である日本歯科大学名誉教授 丸茂義二先生のご指導に基づいております。今までの歯科界では明らかになっていなかった 又は触れられていなかった数多くの事実を 実際の症例から解明されております。
以前 ブログでも取り上げましたが、
カロリーゼロなら砂糖が入っておらず健康的だろうと 飲む人が多くいます。
ではノンシュガーなのに何故甘い? ?
答えは人工甘味料が添加されているからです。
アスパルテームなどの人口甘味料の危険性は分かっておりましたが、先日新聞にも取り上げられておりましたので、紹介します。
簡単な話、清涼飲料水は飲まなければ良いのです。
果汁100%なら、、とお考えの方。それも大間違いです。それはまた取り上げます。
産道を苦しみながら通り抜け やっと生まれてきた我が子 に対し、健やかに育って欲しいと願わない親はまず おりません。
しかし、親が良かれと思って 又は正しい情報を得る機会が無かったばかりに、子にとって一生に影響する負荷を与えてしまう育児方法があるのです。
生まれた子を育てる肝心要は ズバリ 頚椎を守る 事です。
頚椎は神経 血管が通り、頭を直接的に支える 大切な部位です。その頚椎が発育障害を起こすとどうなるでしょう? 子供の発達に多大な影響を与えてしまう事は容易に想像できると思います。
人間の頚椎は 2、3歳まではコンニャクの如く柔らかいそうです。それ故に、本当に細心の注意を払って 育てなければなりません。
それでは
≪頚椎の発育障害を引き起こす育児法≫を幾つかあげてみます。
・子供を包んでしまう事(おひな巻き や スリング)
・抱っこ紐の使用
・バンボやソファーに座らせる習慣
・乳歯が生え揃う2歳代までに硬い食事 大きい食事を与える
頚椎に限らず骨は 一部を除き 付着する筋肉が十分に動く事で育ちます。子供を包んでしまう等により 子供の動きを抑制する事は骨の発育を阻害するだけでなく 発達にも悪影響を与えます。
硬い食事を噛む力は 2歳代まではありません。縦に強く噛んだ力は頚椎で支えます。柔らかい頚椎が支えれますでしょうか? しかし硬いものを食べさせる指導が保健所の医科でも平気に為されています。
これらの育児法により育てられた子は発育が十分ではありません。 全身の骨 股関節 脊椎カーブ 頭位 顔面の骨 等 は十分に育っていかないのです。
これらの結果が歯並びです。将来、矯正治療によって歯並びだけを整えても お子様を本当に良くした事にはならない事をお感じになるかと思います。 矯正治療は歯並びを治す治療であり、体の発育発達を修正する訳ではない、と言われればそれ迄ですが、見た目だけではなく、お子様の身体が健康に成長し 呼吸も咀嚼も正しく出来る歯並びを目標にしたいですね。
もし こんな事初めて聞いた、もっと育児法について聞いてみたい、 等の 方が見えましたら 当院までどうぞお越しください。お子様の状況を診させて頂き、最善の方法を詳細にお伝えいたします。
※今回のブログの内容は 私の師匠である日本歯科大学名誉教授 丸茂義二先生のご指導に基づいております。今までの歯科界では明らかになっていなかった 又は触れられていなかった数多くの事実を 実際の症例から解明されております。
食品添加物について日本は世界一です。(但し、最低から数えてですよ)
食品添加物、日本では安全と認可されていますが、果たして本当にそうでしょうか?
矯正治療で歯並びを治して、綺麗な歯並びにしたい。
ガタついていた歯並びを治せば
”きっとよく噛めるぞ!”
と思われてる方も多いことかと思います。
それは正解でしょうか? 間違いでしょうか?
答え:大きな間違いです。
歯並びだけを治しても、絶対に噛める様にはなりません。そればかりか、それまで噛めていた環境を崩す事で余計に噛めなくなる事も多いです。
そもそも、”噛む” 動きは、歯やアゴが全てを担うのではありません。もちろん直接的に食物に接する点では 歯やアゴなのですが、
十分発育した骨格 正しい体軸 正しい頭位 正しい舌骨位 があって初めて噛めるのです。
これらの体の発育機能が備わっていないのに、幾ら見た目の歯並びだけを揃えても、噛めるようにはなりません。本来の横に動かす磨り潰しの動きではなく、アゴが後退して縦にしか動かなかったり、更には嚥下(:飲み込み)に問題が出たりします。
ちなみに、矯正治療やマウスピース矯正の結果 アゴが後退してしまうと骨の形態まで劣化するケースがあることが判っています。
矯正治療は歯並びを治す治療であり、体の発育発達を修正する訳ではない、と言われればそれ迄ですが、
当院では一貫して本当の意味でお子さんを良くしたい気持ちから、体の発育発達を正常にする治療を最優先とし、それが達成されて初めて矯正治療が生きると考えながら 日々研鑽しております。
当院の発達育成コース |
歯並びに問題があるお子さんは、体の発育発達に問題がある事も少なくありませんので、まずはお気軽に当院までお越し下さい。お子さんの現在の状態を全身からお伝えいたします。
離乳食の開始時期ですが、多くのお母様が6ヶ月前後から開始されたと言われます。
6ヶ月開始の理由を尋ねてみると、
・本に書いてあった ・小児科で言われた
との事で、その情報を信じて実行されて見える様です。
そこで6ヶ月開始の根拠を尋ねてみると、
”理由は聞いてない” ”首が据わっているから” などと答えられます。しかし、本当にそれで良いのでしょうか?そこには正しい発達発育の知識が盛り込まれておりません。
離乳食を開始する条件として最重要なのは 離乳食を 舌を使って潰せるか かどうかです。
そして、舌を使って潰すには 舌を口蓋に押し付ける必要があります。 しかも、舌を口蓋に押し付けるには、大人の補助無しに自分で安定した座位を取れる必要があります。
舌を押し上げる為には 正しい座位が保持でき 体軸の上に頭が乗った姿勢 と言う条件があります。
発育発達が為されてない子を座らせると丸まった座り方になり、首が反ってしまうのです。 丸まった姿勢では舌の正しい動きが伴わなず、丸呑みを覚えさすことになり、結果、顔面の成長も適切に成されません。
様々な指導書に、6ヶ月を離乳食を食べられる発育の時期としてあるとしても、その根拠は発育発達の深い理解に乏しく、 舌を正常に動かせるだけの体の発達発育 を度外視した指導は 的外れであると言わざるを得ません。
繰り返しますが、当院では お子さんの発育発達を最優先とし、安定した座位が取れる時期に離乳食を開始すべきであると考えております。それが達成されているのあれば、1歳に離乳食が開始されたとしても、その子の発育発達に合った時期であり、決して遅いことはなく、最善であると言えるのです。