2014年11月21日金曜日

便秘は下痢よりはるかに怖い

問題:下痢と便秘、どちらが体に悪いでしょう?
答え:まず便秘であることが殆どです。

下痢とは、基本的に体に有害なモノを排出する自然治癒力の現れであることが多いのです。もちろん、ウイルスが腸に入ったり、精神的ストレス等が原因になることもありますが、下痢の場合は水分やミネラルを補給することで対応可能です。

一方、便秘は自分で老廃物を排出できない状態であり、老廃物を体内に蓄積・吸収し続けるのです。よって放置すると重大な疾患を引き起こすこともある様です。
東洋医学では、この老廃物の排出不全こそが、万病の元になっている考え方もあります。

お子さんの食べ物・食べ方、また運動・生活リズムが正しくないと健康な便が出ないばかりか、規則正しい排便の習慣もつきません。これがアレルギーや成人病の原因にもつながります。

乳食期に固い便がよく出るお子さんは食べ物の見直しが必要なことも多いです。消化ができないあげ方をしてしまってていないかにアンテナを張りましょう。

2014年11月13日木曜日

職場体験学習の生徒さん(^-^)

11月11日より14日まで青陵中より職場体験の女子生徒さんが来られてます。
少しでも多くのことを体験、経験して頂きたいスタッフ一同の想いに、元気と真剣さで応えてくれてます。はきはきとした話し方ややる気に、私たちも初心に帰った気がします。

後々になって、一つでも思い出として持ち帰って頂ける様、あと一日私たちも頑張ります。

2014年11月11日火曜日

低体温の子ども達とその対策

ここに危惧すべき注目データがあります。

40年程前と現代の小学1~6年生の体温を比較すると、
40年程前の平均体温は37℃で、これが日本人小学生の正常体温だったのです。しかし現代では平均5分も低いというのです。
皆さんも御存知の通り、そもそも子どもは成長エネルギーを生み出す体温が必要なのですが、5分も下がってしまっては病気に対する抵抗力、免疫力、自然治癒力が低下して当然です。低体温はさらに大脳機能にも影響を及ぼし、無気力、無関心の子どもになりがちです。


また「暖衣・飽食は病のもと」と言われます。
かつての日本は、空腹との戦いの時代であり、常にお腹を空かし、一日一日のお腹を満たすのに精一杯の時代でした。

また昔はエアコンなど当然ありませんから、子ども自身が自分で四季に合わせて体温調節する必要がありましたが今では厚着、冷暖房が習慣化しています。


ではここで、
≪子ども達の体温を正常に戻すために出来ること≫
をあげてみます。
小さい頃から全身の筋肉を十分に使う様、
 友達と一緒に公園や広場などで走り回ること。
 スポーツクラブなどでは 決まった筋肉を使いがちに
 なり、お勧めできません。

早寝早起の生活リズムをつけること。
 ついつい大人の生活に合わせて遅くまで起きていたりすることの無い様、特に低学年の子ども達は10時間は睡眠を取らせてあげましょう。

エネルギー源となる食事をしっかり取らせる。
 まずしっかりと食事を食べられる様、おやつはしっかりとけじめをつけましょう。高カロリーのジュース、菓子パンなどは与えないことです。

 また食事は和食を意識してあげる様にしましょう。
 多くの栄養素がしっかり取れるばかりか、消化吸収も
 良く、体重もしっかり増やすことができます。
 カタカナ文字の洋食では、高カロリーで、高脂質、野菜量
 は和食とは比較にならないくらい不足しがちになります。

厚着をさせず、冷暖房は極力ゆるくかけましょう。
 子どもの体温調節機能をしっかり育ててあげましょう。


毎日の積み重ねが、お子さんを心身共に健康にしていきます。今からでも頑張って近づけてみて下さい。