2016年12月26日月曜日

小児歯科へのニーズの多様化(むし歯からの変遷)

時代と共に小児歯科のニーズが多様化してきております。

その背景にあるのは、むし歯の大幅な減少が先ず挙げられます。
むし歯予防に対する意識は、時代と共に上がっており、

3歳児で、むし歯がある子どもの割合
・昭和50年頃には80%を超えていた のに対し、
・平成の現在では20%以下 
            になっているのです。

当院が開業した35年程前でも、小児はむし歯の洪水の時代だったにも関わらず、日本では小児歯科がやっと発展し始めた段階でしたから、
当時、東三河で唯一の小児歯科院であった当院は、むし歯を沢山抱えたお子さんで溢れかえっておりました。

しかし昨今、時代は変わり、当院に来られる方のご相談内容は、“むし歯” は勿論ですが、
“むしば予防”という意識を持った方が増え、
また“歯並び・咬み合わせ” 
  ”永久歯が中々生えてこない、乳歯が中々抜けない”
  “外傷”
   “食事のあげ方” 
   “発音が悪い” 
      “指しゃぶり、唇を噛む などの習癖”
  “口をいつも開いている”
  “ご飯を噛まずに飲込む、ご飯を中々飲込めない”
など、ニーズが多岐に亘る様になりました。

よって昔はせいぜい、むし歯治療と矯正治療をしていれば良かった小児歯科も、今では子どもの成長発育を幅広い視点で診る必要が出て来た訳です。
よって、当院に置きましても、今後も尚一層幅広く、保護者の方々・お子様方のニーズに応え、少しでも多くのお子様の健康に寄与できます様、努めて参りたい所存であります。

2016年12月8日木曜日

コーラを飲むとどうなる? (体・精神)

コーラ(炭酸飲料 他ジュース類)
が好きで習慣的に買ってみえる家庭があります。
親も子どもも習慣的に飲んでいます。

習慣的に飲まれている方々は
その場が美味しければ良く、病み付きになっている様です。

習慣的摂取により歯がボロボロになるのは言うまでもないのですが、他にも様々な悪影響があるのです。

ここではコーラによる体、精神への悪影響をまとめたページがありましたから、参考迄に抜粋・引用致します。
(抜粋・引用元:はつらつ http://www.imishin.jp/sweet-bonekiller-2/ 


― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
コーラを飲むとどうなるか?。
答えは、ウェスト・コナー博士がブログでまとめています。

≪10分後≫
ティースプーン10杯分(1日分の推奨摂取量の100%)が身体に入ります。
通常、これだけ多くの糖分を一度に口に入れると吐き気を感じるものですが、リン酸を使用することでうまく甘みを抑え、飲みやすい味になっているのだとか。


≪20分後≫
血糖値が急激に上昇し、インシュリンが大量に分泌されます。
肝臓がこれに反応し、大量の糖分を脂肪に変えていきます。


≪40分後≫
カフェインの吸収が終わります。
瞳孔が開き、血圧が上昇します。
脳内のアデノシン受容体がブロックされることで眠気が吹き飛び、集中力がでてきます。

≪45分後≫
ドーパミンの生産量が活発になり、脳内の感情を司る快楽中枢を刺激します。
これはヘロインが脳に及ぼす影響と同じです。ハイ状態になるということ。


≪60分後≫
リン酸が大腸でカルシウム、マグネシウム、亜鉛と結びつき、代謝を促進させます。
大量の糖分が人工甘味料と結びつき、カルシウムは体内に吸収されず、尿と一緒に排出されてしまいます。


≪120分後≫
カフェインの利尿効果により、トイレにいきたくなります。
骨に向かうはずだったカルシウム、マグネシウム、亜鉛は、ナトリウムや電解質、水分とともに排出されます


≪さらに時間が経つと・・≫
体内での変調が落ち着き、低血糖がおきます。
興奮状態が収まるとともに、イライラしたりだるさを感じたりすることも
コーラにから吸収した水分は尿によって排出され、栄養も水分と一緒に失われています

抜粋・引用終わり
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
これを読んで、恐ろしいと感じられる方は正常な方です。

体・精神への悪影響は
コーラに限らず、炭酸飲料、スポーツドリンク、乳酸飲料 等の糖質の悪影響は同様なのです。