2022年10月13日木曜日

最重要!一生を左右する子育ての肝心要(かなめ)!

 産道を苦しみながら通り抜け やっと生まれてきた我が子 に対し、健やかに育って欲しいと願わない親はまず おりません。

しかし、親が良かれと思って 又は正しい情報を得る機会が無かったばかりに、子にとって一生に影響する負荷を与えてしまう育児方法があるのです。

生まれた子を育てる肝心要は ズバリ 頚椎を守る 事です。       

 頚椎は神経 血管が通り、頭を直接的に支える 大切な部位です。その頚椎が発育障害を起こすとどうなるでしょう?   子供の発達に多大な影響を与えてしまう事は容易に想像できると思います。

人間の頚椎は 2、3歳まではコンニャクの如く柔らかいそうです。それ故に、本当に細心の注意を払って 育てなければなりません。

それでは 

≪頚椎の発育障害を引き起こす育児法≫を幾つかあげてみます。

・子供を包んでしまう事(おひな巻き や スリング)

・抱っこ紐の使用  

・バンボやソファーに座らせる習慣

・乳歯が生え揃う2歳代までに硬い食事 大きい食事を与える

頚椎に限らず骨は 一部を除き 付着する筋肉が十分に動く事で育ちます。子供を包んでしまう等により 子供の動きを抑制する事は骨の発育を阻害するだけでなく 発達にも悪影響を与えます。

硬い食事を噛む力は 2歳代まではありません。縦に強く噛んだ力は頚椎で支えます。柔らかい頚椎が支えれますでしょうか? しかし硬いものを食べさせる指導が保健所の医科でも平気に為されています。

これらの育児法により育てられた子は発育が十分ではありません。 全身の骨 股関節 脊椎カーブ  頭位  顔面の骨 等 は十分に育っていかないのです。

これらの結果が歯並びです。将来、矯正治療によって歯並びだけを整えても お子様を本当に良くした事にはならない事をお感じになるかと思います。                                                     矯正治療は歯並びを治す治療であり、体の発育発達を修正する訳ではない、と言われればそれ迄ですが、見た目だけではなく、お子様の身体が健康に成長し 呼吸も咀嚼も正しく出来る歯並びを目標にしたいですね。


もし こんな事初めて聞いた、もっと育児法について聞いてみたい、 等の 方が見えましたら 当院までどうぞお越しください。お子様の状況を診させて頂き、最善の方法を詳細にお伝えいたします。

 

※今回のブログの内容は 私の師匠である日本歯科大学名誉教授 丸茂義二先生のご指導に基づいております。今までの歯科界では明らかになっていなかった 又は触れられていなかった数多くの事実を 実際の症例から解明されております。






    


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