豊橋市の小児歯科・矯正歯科、村田小児歯科センターの公式ブログです。 医院からのお知らせや、お子さんのお口や身体の健康に関する豆知識などをお伝えしていきます。
2024年3月3日日曜日
男性ができる妊活 も沢山ある
2024年1月28日日曜日
体温を高く保つという事
私たちの体が体内に侵入したウイルスや細菌と戦ったり、がん細胞を死滅させる必要がある時には、発熱が起こります。
発熱するというのは、とても大事な免疫反応であり、その結果咳や鼻水などにより、ウイルスや細菌の死骸を排出するのです。
しかし私たちは発熱すると すぐ解熱剤を服用したくなります。特に日本は当然の如く、風邪に対して薬を飲む国です。海外では薬など飲まずビタミン剤と休養により免疫を高めて、風邪を治します(これを書いている私自身もダメだと分かりつつ風邪症状だけを手っ取り早く抑える為に、薬を飲むこともあります。本来は薬で症状を抑えてもウイルスや細菌は死んではいないのです)。
解熱剤により血流を止め、発熱という免疫反応を薬で下げてしまったり、咳や鼻水などの症状を止めてしまう行為は、免疫活性を下げてしまうばかりか 重篤な副作用の可能性をもたらしてしまうという事なのです。
ですので、小児科では、子供の発熱をむやみに下げません。解熱剤は熱が39℃ 以上になったら飲ませるようにと指示があると思います。
平熱に関して言えば、36.5℃が 免疫がしっかり機能する健康体温なのですが、最近では平熱が35℃台と低い人も少なくない様です。
日常、冷たい飲み物をいつも飲んでいたり、糖分を多く摂取する習慣は体温を下げ、免疫を下げる結果に確実になりますので、
お勧めとしては日常よく歩き、三度の健康的な食事をしっかり食べ、夏でも常温以下の飲み物を習慣的に飲まない事です。
ちなみに冷たいものをよく飲まれる方に口内炎ができやすいのも、胃腸を冷やし免疫が落ちている証拠なのです。
2023年12月22日金曜日
2023年12月13日水曜日
常に人の気持ちを感じられる子供に育って欲しい
今回は「小学生の時、僕は」という話をご紹介します。
殺伐とした現代に、共存社会における 人を思いやる心 の大切さを思い出します。
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2023年11月3日金曜日
最重要 どんな離乳食が赤ちゃんを発育させるの??
当院では昔から一貫して、離乳食には決して硬い歯ごたえもあるものではなく、舌で潰せる硬さのもを食べさせる様、変わることなくお伝えしてきました。
理由としては
・乳歯は2歳半から3歳で奥歯が生え揃います。当然ながら歯が無ければ、少し歯ごたえのある食材や線維質すら噛む事は出来ません。
・硬いものを咀嚼するだけの筋力が無い。
の2点を説明して参りました。
ここからが今回の本題なのですが(現在まで、小児歯科 矯正歯科では全く追求も解明もされてこなかった内容です)、
ではもし乳児期に舌で潰せない硬いものを与えていた結果、何が起こるのか?
筋肉・骨格が未熟で弱い乳幼児期、特に乳歯が生え揃う3歳頃までは噛む力が非常に弱く、また、重い頭、体を支える筋肉も
それでは 乳歯がほぼ生え揃う3歳頃まではどんな食材が良いのか?
最初の繰り返しになりますが、乳臼歯が全て生えておらず、筋肉・骨格が未熟な時代は、舌を上顎の裏側に押し付けて、すり潰しができる食材が適しています。お粥、野菜ペーストから始まり、
徐々に体幹が安定してくれば、豆腐、根菜のソテーや、軟らかく煮たスープ内の葉物野菜や、軟飯等は良いメニューでしょう。
そして大事なポイントです、この舌によるすり潰しの動きができれば下顎は自然と縦ではなく横方向に動きます。この動きでは顎関節や頚椎等に対して負荷は掛かりません。そして舌のすり潰しと下顎の横の動きは、下顎骨を発育させる大きなポイントの一つなのです。
この時期に硬い食材を与えてしまい縦に強く噛ませるか、舌ですり潰しの出来る食事を与えて横方向のすり潰し咀嚼をさせるかは、その後の骨格成長、そして、結果として歯並びに対してもとても大きな影響を及ぼすのです。
おやつで、グミやガムを噛ませてもダメですよ。発育発達への大変な悪影響をもたらします。
余談ですが、大人でも硬い食材を好んで食される方々は見えます。奥歯は臼歯と呼ばれる様に、文字どおり臼(うす)の形態をしています。臼歯はすり潰すために存在する歯なのです。とは言っても実際には臼歯でも少なからず縦方向に噛んでいます。しかし、特に硬いフランスパン、スルメ、氷、飴玉、冷やしたチョコなどを強く噛む習慣は歯周組織のみならず、顎関節や筋肉にダメージを与えてしまいます。大人でもあまりに硬い食材を習慣的に噛まない事が肝要です。2023年9月28日木曜日
上唇小帯付着異常について 1歳6ヶ月 健診で指摘された方
保健所の1歳6ヶ月健診 で上唇小帯付着異常を指摘されたと相談される方が ちょくちょくお見えになります。
実際にお子様の上唇小帯を見せて頂きますが、さほど太くもなく、この年齢で気にする事はないのに、と感じる事が大半です。
確かに一部のロープの様に太いものは今後の対応を検討すべきですが、殆どのケースでは切除などしなくても良いと感じます。
大事なのは、顔面の骨を育てる事なのです。顔面の骨とは当然、・頭蓋 ・上顎 ・下顎 が含まれます。
上顎が育てば上唇小帯の位置自体も低い位置(歯から遠い位置)に移動して行きます。
しかし骨が育たないと、いつまでも上唇小帯が前歯間まで伸びている状態で、左右前歯同士が離開したまま閉じない、等の結果になります。
ではどうすれば、顔面の骨が育つのか?
これは当院が皆様に常にお伝えてしている育児方法が大切になってくるのです。
残念ながら歯科健診では、根本的に何が必要かという事まで指導される訳ではなく、現在の状態だけを見て要注意としか言われませんので、
是非、お子様の正常な発育発達を希望されている方は、当院の話を聞きにいらして下さい。
2023年7月6日木曜日
七夕への願い
当院待合室、何年かぶりに、七夕を前に来院された皆様が自由に願い事等を書ける様、笹と短冊を設置させて頂きました。