2021年2月28日日曜日

赤ちゃん指しゃぶりの重要な役割って?

 赤ちゃんの指しゃぶり、非常に重要な役割を持っていることをご存知でしょうか?

赤ちゃんは生まれ堕ちてから、徐々に指しゃぶりが出てくる事は少なくありません。

 指しゃぶりが長く続いた場合、歯並びに悪影響を及ぼす事は間違いの無い事実なので、歯並びを心配され相談される方が多く見えます。

それに対して私がお伝えしている事、それは

乳時期の指しゃぶりは喜ぶべき重要な行為ですから、見守ってあげて下さい”  とう事です。

と言うのも、








実は指しゃぶりは脳の発達・発育にとって、大変重要な役割を担っているのです。理由として二つ挙げられます。

①乳児は、身体と口を動かし5感が発達させて行く。  

   まずは食べる機能に必要な、口唇と舌が主役

②舌を動かし 舐める事により               

 ・物を識別する 

 ・口の中の立体感 や 舌の位置(体性感覚)

 ・吸啜 咀嚼 嚥下のための動きを獲得


しかも指しゃぶりをすると、同時に三つの感覚を脳が統合します。

すなわち、

吸われる指・指が触れる口唇・指が触れる舌    です。

これをトリプルタッチ と呼ぶ方も見えます。


中には指しゃぶりをしないお子さんも見えますが、それでもモノ舐めの行為はするはずです。それは積極的に見守るようにしてあげてください。 








付け加えると、 モノを舐めることで、様々な菌を取り込み腸内細菌を多様化させることに繋がります。それは免疫力の向上になるのです。





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