本日はさくら歯科様(四日市)の永田先生にお声掛け頂き、
当院の呼吸,姿勢の改善を始めとするアプローチとはまた違った方法で、子ども達を育成するVキッズ育成装置のセミナーに参加させて頂きました。
全身の育成を引き出す効果のある方法ですので、
今後お子様によってはご提案させて頂きたく思います⑅◡̈*。
前回のブログでは、
患者さん側が 治療の最中に治療の良し悪しを判断するのは困難である事をお伝えました。
では治療の良し悪しは、何に依って判断可能なのか?
答えは至って簡単です。
むし歯の治療に限って言えば、
治療後、その歯の予後で判断するしかありません。
きちっと治療された歯で、患者さん自身の口腔ケアが良好であれば、5年は平気で持ちます。
(但し、乳歯や幼若永久歯ではおやつの与え方、仕上げ磨きの精度等に依っては3ヶ月もの短期間で再治療が必要になる事も少なくない)
もちろん環境因子
:元々の歯のコンディション
咬み合わせ
噛み方
等により状況が異なりますので、一概には言えませんが、
例えば、
・詰め物が脱落する
・治療した後、痛みが出る
・噛みづらくなる
等が頻繁に起こって初めて、治療に問題があったかもしれないと判断できるのです。
要するに、治療中の知覚・感覚的な不具合を感じたからといって、それだけで歯医者さんの技術を判断する事は時期早々だと言えるのです。
よく耳にする患者さん側の歯科医院の評価で、
”あそこの歯医者は痛くないから上手だと思う”
と言うのがありますが、
果たして 正解なのでしょうか?
村田の答えは
≪正解の場合もあれば、不正解の場合もある≫
です。と言うのも、
痛い or 痛くない 、だけではあまりにも抽象的過ぎて、判断の仕様がないからです。
ここでは《むし歯を削る治療 が痛いか否か》
だけに焦点を絞って説明しますが、
まず
・年齢
・乳歯or永久歯
・むし歯の進行度 等
に依って痛みの感じやすさが異なります。
※麻酔の技量が良ければ痛く無いのは確かです。
でもそれは治療の結果が良い事には繋がりません。
もちろん術者の技量 もあります。
(但し、必ずしも
痛くない治療→上手い
痛かった治療→上手くない では無いのです)
要するに、患者さんが治療を受けている最中に、
治療を評価をするのは困難である と言えるのです。
では、患者さん側から治療を評価する方法はあるのでしょうか?
それは又の機会に。