トレ前は落ち着きが無く、静止できず、話しも聞けない子が
トレ後では人が変わったかの様に、よい姿勢を保ち座り、話しをじっと聞ける様になる事が多いのは、
偶然ではなく医学的根拠があることが示されたのです。
以下、抜粋です。
口呼吸は、鼻呼吸よりも、前頭葉で多くの酸素消費を生じさせる
医療法人社団智徳会 ファミリー歯科医院(東京三鷹市)の佐野真弘院長と、脳の学校の加藤俊徳らは、脳の学校で開発したベクトル脳機能NIRS計測法を適応し、「口呼吸は、鼻呼吸よりも前頭葉で多くの酸素消費を生じさせる」ことを確認しました。
普段の鼻呼吸に比べて、口呼吸はADHDや睡眠障害など様々な合併症を引き起こすことが報告されています。今回の研究により、口呼吸では前頭葉の活動が休まらず、慢性的な疲労状態に陥りやすくなることに起因する可能性が明らかになりました。前頭葉の慢性的な疲労状態により、注意力が低下し、学習能力や仕事の効率の低下を引き起こしてしまうことが考えられます。
寝ても疲れが取れなかったり、昼間に眠たく感じたり、注意散漫になる人は、口呼吸習慣に気をつける必要があります。
寝ても疲れが取れなかったり、昼間に眠たく感じたり、注意散漫になる人は、口呼吸習慣に気をつける必要があります。
この研究成果は、英国科学誌「Neuroreport」で出版されております。
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●原著論文はこちらに掲載されております(※全文無料ダウンロード可能)
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Sano Masahiro, Sano Sayaka, Oka Noriyuki, Yoshino Kayoko, Kato Toshinori
"Increased oxygen load in the prefrontal cortex from mouth breathing:
a vector-based near-infrared spectroscopy study"
Neuroreport:24 (17): 935-940, 2013.
"Increased oxygen load in the prefrontal cortex from mouth breathing:
a vector-based near-infrared spectroscopy study"
Neuroreport:24 (17): 935-940, 2013.
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