2025年7月21日月曜日

生まれた赤ちゃんに1日1回 やってあげて欲しいこと

やっと、生まれてきた赤ちゃんに
生後〜4ヶ月まで毎日1回はやって欲しいことをご紹介します。

お母さんがお山座りをして、太ももの上に赤ちゃんを寝かせます。
そして頭を手で支えてあげて、決して首が反らないようにしてください。

そして 赤ちゃんの目を見つめてあげて下さい。




すると、赤ちゃんはお母さんの目を見るようになります。
生まれたばかりの赤ちゃんは まだ目が見えない というのが定説なのですが、実はこれは事実ではありません。


首と頭を支えて安定した状態では 赤ちゃんは見ることが出来るし、目で追うことも可能です。20cmが最も赤ちゃんが見やすい距離という事も付け加えておきます。



事実として、赤ちゃんは白黒の黒に反応しやすいのです。
何故そんな上手く出来ているのか分かりませんが、お母さんの目を見るためだとすると、何て素晴らしいのだろうと思わざる得ません。

そして目と目を合わした状態で、お母さんは微笑んであげて下さい。次第に赤ちゃんも微笑むようになり、お母さんの愛情を感じ、喜びの感情が生まれてくるのです^ - ^。

しかもこの 膝上遊び をしてあげる事は、これからの発達を確実に促すのです( ´ ▽ ` )。


☆さらに、この膝上遊びをしながら、
摂食(食べ物をとる事)や言語  の機能を促す方法もありますので、産まれたばかりのお子様の発育発達に関心のある方は、どうぞお気軽にお越しください。

 

2025年6月2日月曜日

お口ポカン(山型唇タイプ) の子たちの上アゴの発育は?

既にご存知かもしれませんが、お口ポカンは好ましく無い様々な結果を引き起こす可能性があります。

・まず 酸素不足になり、
・酸素不足によるADHDリスク増加 
・酸素不足による免疫低下リスク  
・表情筋不活性による感情不足(表情が脳の感情を呼び起こす) 
          等々、挙げればキリがありませんが、

今回は 
よく見られる山型唇タイプのお口ポカンの子の上アゴの特徴に着目してお伝えします。






⬆︎山型唇タイプで口呼吸をしている3名の上アゴの写真を見て、共通する特徴がある事にお気づきでしょうか?

口蓋(:上アゴの裏側)の水色の点線円で囲ってある部分が、
落とし穴の如く凹んでいるのが分かりますね。


そもそも、口蓋の凹みは吸啜窩と言って、母乳を吸っている乳児には見られる凹みであり、
 


この凹みは乳児の姿勢運動が発達し、良い姿勢で離乳食を与えられ、2歳代までしっかり軟食で育てられた子は、舌運動によって徐々に消えて行くのが正しい変化なのです。


が、上に示した山型唇タイプの口呼吸の子達は、いつまで経ってもこの凹みが消えないばかりか、更に凹みが深くなってしまうのです。当然ながら、上アゴの骨自体も発育が足らず 上下・左右・ 前後方向 全て3Dに狭くなってしまうのです。


では、山型唇の子達は、今後どうして行けば良いのでしょうか?


2025年4月17日木曜日

歯磨きが 上手い子 と 苦労する子 は何が違う?

 前回のブログで、一人で歯磨き を始める年齢は小学校4,5年生が良い と言う内容をお伝えしましたが、

今回は、何故 同じ年齢で上手く磨ける子と 苦労する子 がいるのか?  についてお伝えします。


鉛筆で書く際の筆圧も同様なのですが、

簡単に言うと、

・上手く歯磨きできる子は 体幹がある子         

・歯磨きに苦労する子は 体幹が無く姿勢が崩れやすい子

です。


ここで、                       

体幹が有る とは、座っていても立っていても 無意識に良い姿勢が保てる 事を言います。

・意識した時だけ良い姿勢になるのは体幹が無い証拠です。


間違えやすいのは体幹とは筋力ではありません。運動の部活をやっていても体幹が無い子は多くいます。


また、

体幹が有る事 は非常に深い重要な意味があり、体幹が有る子は、歩行、咀嚼運動、指の運動 等々、、が上手にできます。

体幹が無い子は 上手くできません。


これが歯磨きを "上手にできる子"と "苦労する子"の 大きな違いです。要するに、体幹の有る・無しは は脳の発達に直接的に関係しているのです。


昨今、体幹が無いお子さんが非常に増えています。体幹のない子は骨の成長も悪く、歯並びも悪い事が多いです。


それを軌道修正するのが、当院の発達育成コースです。最近歯科で流行りのマウスピース矯正では決して得られない大きな効果があります。

最後は宣伝になりましたが、今回のブログの内容に心当たりのあるお子さんは是非、当院の受診をお勧め致します。