現在、当院で ご提供している発達育成コースに関して、
この方法を学ばれ導入されている歯科医院が少ないため、分かりにくい点があると思いますので、簡単に説明したいと思います。
まず生後、健康に発育していく赤ちゃんは、
筋肉が発達の順序に沿って正しい動きをしながら骨格が正しく育ちます。また同時に体幹ができていきます。
例えば、寝返りを片方しかしなかったり、ずり這い 四つ這いを殆んどやってなかったり、自然に座る時期より前に座らせてしまったり、早くから立ってしまった、等があると発達の順序に沿ってない事になります。
・深く安定した 正しい 呼吸
・奥歯ですり潰す 正しい咀嚼
・十分発育した上下の顎 を獲得してきます。
2ヶ月 |
3歳5ヶ月 |
すなわち顎の成長 は、
顎単独で得られるのではなく、
全身の成長があって初めて十分に成長していくのです。
そして歯は顎の歯槽堤に生えてきますから、当然ながら十分に発育した上下の顎が準備されていれば、歯並びは良くなるのです。
ちなみに先に述べた、運動発達の順序の他に、不良な姿勢習慣も成長を確実に妨げてしまいます。
当院の発達育成コースでは、筋肉 骨格 体幹 の成長が本来あるべき姿まで到達しておらず、結果 歯並びが悪くなってしまってるお子様の、筋肉 骨格 体幹からつくることを目標としています。その結果アゴも自然に広がる事が多いです。又、それは同時に 正しく健康的な 呼吸と咀嚼の獲得に繋がるのです。