矯正治療で歯並びを治して、綺麗な歯並びにしたい。
ガタついていた歯並びを治せば
”きっとよく噛めるぞ!”
と思われてる方も多いことかと思います。
それは正解でしょうか? 間違いでしょうか?
答え:大きな間違いです。
歯並びだけを治しても、絶対に噛める様にはなりません。そればかりか、それまで噛めていた環境を崩す事で余計に噛めなくなる事も多いです。
そもそも、”噛む” 動きは、歯やアゴが全てを担うのではありません。もちろん直接的に食物に接する点では 歯やアゴなのですが、
十分発育した骨格 正しい体軸 正しい頭位 正しい舌骨位 があって初めて噛めるのです。
これらの体の発育機能が備わっていないのに、幾ら見た目の歯並びだけを揃えても、噛めるようにはなりません。本来の横に動かす磨り潰しの動きではなく、アゴが後退して縦にしか動かなかったり、更には嚥下(:飲み込み)に問題が出たりします。
ちなみに、矯正治療やマウスピース矯正の結果 アゴが後退してしまうと骨の形態まで劣化するケースがあることが判っています。
矯正治療は歯並びを治す治療であり、体の発育発達を修正する訳ではない、と言われればそれ迄ですが、
当院では一貫して本当の意味でお子さんを良くしたい気持ちから、体の発育発達を正常にする治療を最優先とし、それが達成されて初めて矯正治療が生きると考えながら 日々研鑽しております。
当院の発達育成コース |
歯並びに問題があるお子さんは、体の発育発達に問題がある事も少なくありませんので、まずはお気軽に当院までお越し下さい。お子さんの現在の状態を全身からお伝えいたします。