その特徴というのは、程度の違いこそあれ
①お口の周りが柔軟性が無く 伸びない
口ポカンのお子さんは、
・口唇閉鎖機能 や 咀嚼機能発達が不良である為、
・食事を噛む口の動きが不良で、
・嚥下も上手くできない事が多いです。
・よだれをダラダラ流したり、
・食べ物が口角からこぼれたりもします。
②お口(外も中も)の感覚が過敏
口ポカンで口が動いてないお子さんは、
・口の感覚が赤ちゃんの敏感な状態のままです。
・呼吸や嚥下に問題があるケースも少なくありません。
元々、人間の器官の中で、脳の神経細胞の量は
手や指、口や舌 に圧倒的に多く分布していますので、口の感覚が敏感なのは当然なのですが、
生まれた赤ちゃんの過敏状態が、いつまでも続いてしまう事が問題なのです。
ペンフィールドのホムンクルス人形 (人間の神経分布を表す) |
口をよく動かす事で、過敏な感覚も統合(抑制)されてきます。
そのためには、正しい食事姿勢 や 離乳食の進め方が重要になってくるのです。