2016年5月13日金曜日

口内炎ができ易い子

口内炎がよく出来る子がいます。
保護者の方は「口内炎の薬を塗って下さい」と言われます。

口内炎の薬とは、炎症を抑えるステロイドであり、
場当たり的な対症療法に過ぎませんので、できれば塗りたくありません。

日ごろの生活習慣で口内炎は予防する事が可能なのです。

◎口内炎がよく出来る子にありがちな生活習慣 として、

・冷たい飲み物を飲む習慣(氷を入れる)


・ジュース、ガム,アメなど糖分摂取が多い。


・偏食が多く、食事もしっかり食べない


◎私がお伝えしている予防法は
・胃を冷やさない
・ビタミンをよく取る
・糖分を控える
            の3点です。

そもそも、口腔内の炎症や・口の周りの吹き出物は、
胃腸が悲鳴をあげている証拠なのです。

胃を冷やす事、食べ過ぎる事、は胃に負担を掛け、血液が胃に集まりますから、
 全身が冷える
 免疫が下がる
 全身がダルい
          などの症状に繋がります。

 水やお茶に、氷を入れて飲む習慣は是非とも止めてあげて下さい。外食の際、当然の様に氷水が出されるのには驚きます。
日本人には、“病気は薬で治す”という、対症療法的概念が定着しており、“体を冷やさない”という基本的健康法の概念が無いのでしょう。


◉また糖質はご存知の通り、
 体を冷やす
 体内のビタミンを奪ってしまう
 腸の悪玉菌を増やす        
          などの為害作用があります。
  腸内環境の悪さが皮膚症状に直結することは、
 よく知られていますね。


◉ちなみに食事はインスタントや、〜の素などの精製食品ではなく、味噌、お魚、卵、野菜等を和食として、バランス良く摂取する事を日頃から心掛けましょう。